菌を増やして毎日笑顔!腸活完全マニュアル

腸内環境と病気の関係を医師が解説!腸活完全マニュアル版

菌を増やして毎日笑顔!腸活完全マニュアル > 【医師監修】腸内環境から考える病気への期待

腸内環境から
考える
病気への期待

腸内環境から考える病気への期待

監修

澤田彰史(東京警察病院医師、日本抗加齢医学会専門医)

澤田先生

腸は私たちの体を健康に保つために必要な免疫力、生命活動に必要な栄養素などを作り出している、とても重要な役割を持った臓器です。そのため、腸内環境が体に大きな影響力を持っていると考えられ、その中で病気との関係性も医学的な研究がなされています。

こんなことにも注目最新研究結果情報

関節リウマチの発症には遺伝的要因だけでなく腸内細菌も関係していた

関節リウマチの発症には、遺伝的な要因が指定されていましたが、最近では生活習慣などもその要因として考えられるようになりました。そんな中、リウマチ患者と健康体の人を比較したところ、腸内細菌に違いがあることが研究結果として発表されました。研究では、健康な人よりもリウマチ患者の方が、乳酸菌などの通性嫌気性菌が多いことが判明しました。この研究結果により、リウマチの改善に腸内環境が関係していることがわかり、今後の治療に役立てるための研究が進められるそうです。

薬画像

妊娠中の女性の腸内環境は、生まれてくる赤ちゃんの腸内環境に影響する

妊娠中の女性は、つわりやホルモンバランスの変化、子宮による圧迫などで便秘になりやすくなり、腸内環境が悪化しやすい状態になります。ですが、お腹の赤ちゃんは生まれる時に、お母さんの腸内細菌を受け継ぎますので、お母さんの腸内環境が悪いと赤ちゃんの腸内環境も悪くなると考えられるのです。そういった事態を避け、赤ちゃんに良い腸内フローラを受け継いでもらうために、お母さんの腸内環境を良くするように腸活をおこなうことは、とても大切なことになるのです。

各病気との関係

認知症との関係

認知症

認知症の人は、腸内で善玉菌よりも悪玉菌が多くなっていることがわかってきています。つまり、腸内環境がよくない人は、認知症を発症しやすいとも言えるのです。その理由として、腸内環境が悪くなると血流が滞り、また脳の神経伝達物質の合成が低下してしまいます。加えて脳に必要な栄養素の吸収も十分にされなくなる、ということが挙げられています。

各病気との関係

がんと腸内細菌

がん

免疫療法によるがん治療の効果を上げるため、腸内細菌が重要な役割を果たすことがわかってきています。そのため、様々なタイプのがんの治療に役立てられるよう、その活用法についての研究が進められています。また悪玉菌が増え腸内環境が悪化すると、大腸がんのリスクが高くなるともされています。

各病気との関係

腸内バランスが動脈硬化を抑える

動脈硬化

最近の研究で、高血圧や糖尿病を起因としない動脈硬化には、腸内細菌が関係していることがわかってきました。その対策として注目されているのが、善玉菌の代表格としてあげられる「乳酸菌」です。つまり、腸内バランスを良くすることは、動脈硬化の予防にも効果が期待できる、ということなのです。

各病気との関係

便秘の腸内フローラとは

便秘

腸内フローラは、腸内細菌のお花畑という意味です。腸壁にたくさん集まっている腸内細菌が、一見すると色とりどりの花が咲いたように見えることから名付けられています。便秘になりやすい腸内フローラは悪玉菌が優位となっていますので、あまり良いお花畑とは言えないのです。

各病気との関係

花粉症を始めとしたアレルギー

アレルギー

花粉症を始めとするアレルギー症状を改善するのにも、腸内環境の改善が有効であるとされています。その理由は、アレルゲンに対する過剰反応を抑えるには、免疫力のアップが欠かせないからです。免疫力の向上には、腸内環境を良くすることが必須となってきます。

各病気との関係

アトピー性皮膚炎の興味深いデータ

アトピー

肌の痒みが強く辛いアトピー性皮膚炎も、腸内環境が影響しているという興味深いデータがあります。腸内細胞のバランスが摂れていると、ホルモンやビタミンの生成がなされます。それらは、アトピーの炎症を抑える働きもしてくれるため、腸活が注目されているのです。

各病気との関係

腸に穴があくリーキーガット症候群

リーキーガット

腸に穴があくリーキーガット症候群は、症状の重さに差はありますが、日本人の約7割が患っているとも指摘されています。その要因として挙げられているのが、腸内環境が悪化している状態であるということです。そのため、改善には腸内環境の改善と、腸粘膜の回復が望まれます。

各病気との関係

更年期の不安定な心を腸内から考える

更年期

40代後半から50代の女性に訪れる更年期では、ホットフラッシュなど様々な症状で悩まされる方が多くいらっしゃいます。イライラや不眠など精神的な症状もあり、本当に辛いものなのですが、これら更年期障害も腸内環境を整えることで、改善していく可能性があるのです。

澤田先生

監修

澤田彰史(東京警察病院医師、日本抗加齢医学会専門医)

東京警察病院医師、日本抗加齢医学会専門医。同院以外でも美容から形成外科手術・訪問診療に至るまで幅広く医療に従事。
“美肌マスター”として、NHK『ひるまえほっと』、日テレ『世界一受けたい授業』、テレビ朝日『今でしょ講座』などテレビ出演多数。フジテレビ『ネプリーグ』、テレビ朝日『Qさま』ではクイズの回答者として出演。講談社『GLAMOROUS』誌では“グラ男2010”に選出されている。
肌年齢測定装置では“実年齢-11歳”という測定結果を出し、以前は82kgのメタボ状態であった体重も68kgまで減らした経験も持つ。
著書『ほうれい線は消せる!』(PHP研究所)は台湾語にも翻訳され、海外でも好評を得ている。


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