菌活するなら覚えておこう!除菌グッズの使いすぎがよくない理由

菌活
除菌グッズ編

除菌グッズ

感染症や食中毒の予防には、除菌グッズを使って身の回りを清潔に保つのが効果的だと言われています。毎年梅雨や冬の時期になると、いつも以上に除菌・殺菌に気を遣っている方は多いのではないでしょうか? しかし「菌活」の観点からは、除菌のしすぎも良くないと言われています。「菌活」とは、体の中の善玉菌(乳酸菌、ビフィズス菌、酵母菌など)を意識的に増やして健康づくりをする活動のこと。なぜ、除菌グッズの使いすぎはよくないのでしょうか?正しい除菌グッズの使い方とは?その理由を、以下でわかりやすく解説します。

理由①
菌活の基本!除菌グッズの使いすぎがよくない理由

除菌グッズ2

除菌スプレーに除菌シートなど、日本では除菌グッズが大人気。梅雨は食中毒予防に、冬は風邪やインフルエンザ対策として、除菌グッズが飛ぶように売れています。免疫力が弱い赤ちゃんを守るために、除菌グッズを積極的に使用しているという方も多いですよね。

それなのに、なぜ除菌グッズの使いすぎはよくないのでしょうか?「除菌グッズを使えば使うほど清潔になって、体にいいんじゃないの?」と不思議に思われるかもしれません。もちろん、ほどほどに衛生管理を行うのは健康のためにもプラスになります。しかし、身の回りのありとあらゆるものを徹底的に除菌・殺菌してしまうと体に良い菌までいなくなり、その結果免疫力が低下してしまうのです。

そもそも、健康なヒトの体には、常在菌(常在細菌)という菌がたくさんいるのが自然な状態。この常在菌が、病原菌などの外敵から守ってくれているのです。除菌シートや除菌ジェルをいつも使っていると皮膚の常在菌まで殺してしまうため、菌に対して体がとても無防備な状態になってしまいます。

また、お腹の中にも腸内常在菌が約3万種類・1000兆個いると言われています。腸内常在菌の中でもビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌は、悪玉菌をやっつけて腸内を健康な状態に保ちます。「健康なヒトの体には、菌がたくさんいるもの」「除菌するよりも、体にいい菌を増やす方が大切」ということをぜひ覚えておきましょう。

理由②
除菌グッズを使うよりも、「泥遊び」で土に触れた方がいい理由

除菌グッズ3

小さなお子さんがいる場合は、除菌グッズで除菌をするよりも、むしろ自然の中で土に触れさせたり「泥遊び」をさせたりする方が、免疫力を高めると言われています。腸内にはたくさんの常在菌がいて、健康を守ってくれています。腸内常在菌の種類は、体にいい「善玉菌」、体に悪い「悪玉菌」、多数派の味方をする「日和見菌」の大きく3種類に分かれています。

免疫力をアップさせるためには、善玉菌の数を増やすだけでなく、善玉菌の味方をする日和見菌を増やすこともポイント。日和見菌は、自然な土の中に含まれている雑菌に触れることで増やすことができると言われています。

そして、腸内常在菌の種類・数は、1~5歳までにどれだけ多くの菌に触れたかどうかでほとんど決まるそうです。赤ちゃんや小さなお子さんは免疫力が弱いので, 心配になって除菌してしまうかもしれませんが、あまり潔癖になりすぎると免疫力の低下につながります。

理由③
除菌よりも「菌活」で腸内にいる善玉菌を増やそう

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病原菌に負けない体を作りたいのなら、身の回りを除菌するよりも、腸内環境を整えることをオススメします。 ヒトの免疫機能の約70%を腸がつかさどっていることをご承知でしょうか?この免疫機能を高めるためには、善玉菌(ビフィズス菌や乳酸菌、酵母菌)を増やすのがポイント。これを、「菌活」や「腸活」などと呼んでいます。

「菌活」「腸活」の具体的な方法としては、ヨーグルトやぬか漬け、甘酒、キムチなどの発酵食品を積極的に食べるなどの方法があります。

その際、発酵食品と一緒に食物繊維やオリゴ糖を多く含む食品を食べるのがコツ。食物繊維やオリゴ糖は善玉菌のエサになり、増殖を助けるからです。免疫機能を高めたいと思うなら、まず腸内環境を整えることにトライしてみましょう。

菌活で善玉菌を増やしたいなら、除菌グッズの使いすぎはやめましょう

ほどほどの除菌は問題ないですが、やりすぎは逆効果だということがおわかりいただけたと思います。 とくに、1~5歳の小さなお子さんはなるべく土や泥に触れさせてあげましょう。自然の中で様々な雑菌に触れることで、免疫力を高めることができます。

また、除菌をするよりも発酵食品を食べて腸内に善玉菌を増やした方が病気になりにくいので、食事で工夫してみるのも一つの手です。