腸活にあたって押さえておくべき酵母

腸活をする人は押さえておこう!「酵素の生みの親」酵母菌を取るべき理由

酵母

腸は、「第二の脳」とも言われるほど重要な存在。栄養の吸収、毒素の排出、自律神経の調整などヒトが健康に生きていくために大切な働きをしています。 腸内には、およそ1000兆個もの善玉菌が生息。善玉菌にもいくつか種類がありますが、今回ご紹介するのは酵母菌(イースト)。ビフィズス菌や乳酸菌と同じく、素晴らしいパワーを秘めています。酵母菌の特徴や摂取方法、注意点について解説します。

理由①
酵素を生み出す酵母菌(イースト)は腸活に欠かせない存在

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酵母菌(イースト)とは、パンやビール、味噌などの製造に用いられる「生きている菌」。その名前の通り、「酵素(栄養素の分解・合成をする物質)を生み出す母」としての役割を担っています。 酵母菌は、糖分を分解して水・炭酸ガス・アルコールなどに変えてる働きのほか、タンパク質、ビタミン、アミノ酸などを作る働きがあり、体を整えるうえで欠かせない菌です。

栄養が豊富である上に、糖分を分解して吸収を防いでくれるため、「ダイエットの味方」としても有名です。他にも、代謝促進や免疫力アップなどの効果が期待できます。 乳酸菌と同じく腸活には欠かせない善玉菌と言われていますが、主に小腸下部や大腸で活動する乳酸菌とは異なり、酵母菌の場合は小腸にとどまり消化・吸収をサポートするのが特徴。 よく「酵母菌は生きたままの状態で腸内に届けるのが理想的」だと言われていますが、死んでいる酵母菌でも善玉菌のエサになったり、悪玉菌を抑制したりと役立ちます。

酵母菌が生み出す酵素の種類は1000~3000種にも及ぶと言われています。しかし、酵素は種類ごとに一つの働きしかもっていません。そのため、なるべく様々な種類の酵母菌を摂取するのが理想的です。

理由②
腸活では何を食べればいい?酵母が含まれる食品とは

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では、酵母菌をうまく体内に取り込むためにはどうすればいいでしょうか?生きている酵母菌が多く含まれているのは、味噌、チーズ、ヨーグルト、ぬか漬け、キムチ、醬油、ビール、ワイン、日本酒などの発酵食品やお酒です。

他にも、酵母菌のサプリメントを飲むことで摂取できます。中には、酵母菌を胃酸や体熱から守りながら小腸に届けるためにカプセル型を採用している商品も。カプセルがちょうど小腸で溶けるよう設計することで、生きた酵母を小腸に届けているのです。

酵母菌の働きをサポートするためには、「酵母菌のエサ」となるオリゴ糖や食物繊維を多く含む食品を一緒に食べるのもポイント。手に入りやすいタマネギ、サツマイモ、バナナ、大豆などがおすすめです。

理由③
酵母菌は熱に弱い!腸活成功のために気をつけるべき注意点とは

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素晴らしい性質をたくさん持っている酵母菌ですが、「熱に弱い」という最大の弱点があります。酵母菌がもっとも活性化する温度は25~28℃。45℃を超えると徐々に酵母菌が弱りはじめ、60℃前後で10分以上放置すると死にます。

たとえ酵母菌を多く含んでいる食品でも、調理の過程で加熱するとせっかくの酵母菌が生きたまま腸に届かなくなるのです。さらに、生きている酵母菌を食べたとしても、胃酸や体温によってほとんどが腸にたどり着くまでに死んでしまうことに。

実際に生きたままの状態で酵母菌を腸に届けるのは難しいもの。しかし、酵母菌は死んでいる状態でも他の善玉菌のエサとして役立ちます。熱による死滅についてはあまり気にせず、日頃から積極的に摂取するのが良いでしょう。

酵母菌が多い食品を積極的に食べて、腸活をしましょう

ビフィズス菌や乳酸菌と同じく、腸活において重要な役割を果たしている酵母菌。熱に弱いという弱点があるものの、素晴らしい善玉菌であることをおわかりいただけたかと思います。

酵母菌は、味噌や日本酒、ぬか漬けなど伝統的な日本食の中にたくさん含まれています。日頃の食生活の中で、なるべく意識しながら食べるように心がけましょう。死滅した酵母菌でも腸活のプラスにはなりますが、どうしても生きたままの状態で酵母菌を小腸まで届けたい場合は、カプセルタイプのサプリメントも検討してみてはいかがでしょうか。