便秘と呼ばれる症状はどんな条件があるのか調べてみた

本当に解消したい便秘の症状レベルとは?

便秘の症状レベル

一言で便秘と言っても、その症状は人それぞれです。その人にとっては不快なものですが、すぐにでも改善が優先されるような便秘症状とは、どのようなものなのでしょうか。

便秘とは

明確な定義のない便秘症状~大体どうなったら便秘と言える?

実は便秘には、“こうなったら便秘”という明確な定義は存在していません。これには、便秘症状には個人差が大きく、定義を明確にするのが難しい、というのが理由としてあげられています。そのため、複数の学会が発表している便秘の定義は、それぞれ独自のものになっているのです。でもそれでは、便秘でお悩みの方に対し、なかなか判断が難しいので、大枠として、排便回数が減少していたり、便通に異常があるなどの状態を、便秘とされています。おトイレに行って毎日便が出なければ便秘、と考えている人も多くいると思いますが、排便は毎日なくても大丈夫なんだそうです。それよりも、以前より排便回数が減ってきた、便が硬くてコロコロしていてスッキリとしない、などがあるのであれば、それは便秘と言えます。

改善が優先される、危険度の高い便秘症状は?

各学会の便秘の定義を参考に、便秘の症状のレベルをみていこう

便秘は学会によって違いがあるなど、その定義は明確になっていません。けれども、症状によってはすぐに専門医を受診したほうが良い場合もありますので、目安になるものとして以下の通り、各学会の便秘の定義を簡単にご紹介します。

日本内科学会の便秘定義(※1)

  • ”排便回数の有意な減少 かつ・または 排便困難を呈する場合」と考えれば理解しやすい.前者の排便回数の減少は週3回未満の排便回数と定義される.後者の排便困難症状とは,「排便時の怒責」「残便感」「頻回便」「肛門の閉塞感(会陰部の違和感)”

日本消化器学会の便秘の定義(※2)

  • ”便秘とは、排便の回数が減ることです。排便の回数は人によっていろいろで1日2~3回の人から2~3日に1回位の幅に広がっています。この幅からはずれている場合は一応異常かもしれないと考えますが、1日3~4回でもあるいは3~4日 に1回でもそれが長年の排便習慣で、全く苦痛がなければ便秘と考えなくてもよいでしょう。しかし、便秘薬を使わないと出ないとか、2日に1度でも腹がはって苦 しくなるなどという場合は便秘として治療した方がよいでしょう。”

Rome IIIの定義(※3)

  • ”硬便 or兎糞状便 a(分離した硬い木の実のような排便困難を伴う便、硬便が集合したソーセージ状の便)が便形状が25%以上,かつ,軟便 or水様便 b(ふわふわした不定形の小片便,泥状便、固形物を含まない水様便)が便形状の 25% 未満”

これらの症状が3か月以上続いているのならば、「慢性の便秘症」と言えるそうです。そうした場合は、早急な便秘の改善が求められるため、専門医による指導が推奨されています。また、「急に便秘になった」「便の変形」「血便」がある場合は、がんなど重篤な病気の可能性がありますので、必ず専門病院を受診するようにしてください。

(※1)引用:日本内科学会 https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/105/3/105_429/_pdf
(※2)引用:日本消化器学会 http://www.jsge.or.jp/citizen/senmon/geri.html
(※3)引用:Rome III https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/96/6/96_1220/_pdf

下痢について

便秘の反対の下痢、これも腸内環境の悪化が影響しています

便が出づらくなる便秘の対象にあるのが、下痢の症状です。下痢とは、便の水分量が多く泥状~水のようになった状態の便が出ることを指します。多くの場合、便秘が排便の回数が減るのに対し、排便の回数が増えるのも特徴です。下痢の症状を起こす要因には、腸が正常に機能していないことも挙げられています。ですので、お腹の働きを整えることが症状の改善につながりますが、中には重篤な病気が隠れていることもあります。特に海外の渡航歴があり帰国後下痢の症状が出た、急激な発症や発熱を伴う、血が混じる、長期間症状が続くといった症状がある場合は、必ず専門医の診察を受けるようにしましょう。

お腹が張って苦しいと感じたら、それはもう便秘と言ってよい。

まとめ

ちょっと意外ですが、毎日排便がない=便秘、というわけではないのですね。それよりも、お腹が張って苦しい、便秘薬を使わないと排便できない、という人は便秘の改善を優先事項として行ったほうが良いそうです。腸内環境を改善する腸活を行って、お通じをよくする食事や生活習慣に気を配るようにしていきましょう。それでも改善が難しい場合は、医療機関を受診して医師の指導を受けるのもおススメです。

【特集】

腸内環境の改善に!「おなか革命」とは?
おなか革命

腸活においては、多くの種類の善玉菌や日和見菌を摂取する、つまり菌活が、とても大きなポイント。しかし、食事などで数多くの菌を摂取するのはやはり大変。

サプリメント「おなか革命」は、菌活する人にとって神のようなサプリ。非常に多くの種類の菌を一度に摂取することができ、善玉菌も日和見菌もこれひとつで腸に数多く摂り込むことが可能です。